UIデザイン・認知科学講座:06|心理的影響を極めるUIデザインと心理テクニック
確証のないイメージ訴求やデザイン表現で偶然に期待するのではなく、ユーザーとの心理的駆け引きにおいて、「人の習性」に逆らわずに、変化を予測できる論理的なデザインアプローチによるUIデザインが作れるように
UIデザインをもっと使いやすく、分かりやすくするUIデザイン講座をご紹介。初心者にもやさしい認知心理学(認知科学)やユーザー視点に立ったさまざまなノウハウを情報デザインストラテジストの香西睦がていねいに解説します。
UIデザインをもっと使いやすく、分かりやすくするUIデザイン講座をご紹介。
確証のないイメージ訴求やデザイン表現で偶然に期待するのではなく、ユーザーとの心理的駆け引きにおいて、「人の習性」に逆らわずに、変化を予測できる論理的なデザインアプローチによるUIデザインが作れるように
社会的な評価が高いものは良いもの、低いものは悪いものという風に、自身の判断よりも信頼できると思い込んでしまう「同調」という心理傾向のひとつ。パターンとして、自身の判断に自信が持てない場合や、自身と同じ
多くの人が普通に消費したり利用しているものに対して、「他の人が持っているのとは異なる特別なもの」を持ってみたいという心理効果。限られた人しか持っていない、希少性や限定感に魅力を感じる顕示欲求で、他人と
一般的な「安く買いたい」という購買ニーズとは逆に、周囲から特別に見られたいという自己顕示欲を満たす「見せびらかしたい」という欲求から生まれる心理行動。商品やサービスの価値が高いほど消費欲求は高まり、周
不利で弱い立場にありながらも、精一杯努力し強者に立ち向かう姿に同情し、応援したくなる心理効果で、人は元々、集団生活の中で立場が弱い者を守ろうとする本能が働き、事前に不利であることが周知されるアナウンス
同じ空間や時間軸で認識された連続する2つ以上のモノゴトや情報を認識する際、最初に感じた刺激との差異を感じると、実際の差よりも大きな差として感じ、より深く記憶されてしまう、比較によって引き起こされる脳の