わかりやすいインタフェースの決め手は直感と熟考
2つの思考モードユーザーは常に直観的な判断でデザインを見ているのですが、私たちのデザイン表現って、その「直感」に最適化した表現になっているでしょうか?デザイン表現に活かす「直感に対応するポイント
UIデザインをもっと使いやすく、分かりやすくするUIデザイン講座をご紹介。初心者にもやさしい認知心理学(認知科学)やユーザー視点に立ったさまざまなノウハウを情報デザインストラテジストの香西睦がていねいに解説します。
UIデザインをもっと使いやすく、分かりやすくするUIデザイン講座をご紹介。
2つの思考モードユーザーは常に直観的な判断でデザインを見ているのですが、私たちのデザイン表現って、その「直感」に最適化した表現になっているでしょうか?デザイン表現に活かす「直感に対応するポイント
技能・ノウハウや一連の動作などの手続的動作は、何度もくり返すことで、いわゆる「体が覚える」と言われる記憶。習得した動作は、意識しなくても自動的に再現されるため、記憶した内容を言語で表現することは難しい
自分が体験したできごとの内容と、いつ、どこで、誰がなどの体験・経験に関連する情報や、その時に感じた感情を含めた思い出の記憶。意味記憶同様、意識的に思い出すことができて、言葉で説明可能な長期間保持可能な
自分には直接的には関係なく感情が伴わない観念・概念・意味などの「知識」や事実などで、意識的に思い出すことができて、言葉で説明可能な長期間保持可能な記憶を言う。意味記憶に分類される記憶は、「●●を知って
デザインの現場でおきる制作の「あるある」を、人が記憶するメカニズムや性能を踏まえたインタフェースにすることで、利用するユーザーに優しいインタフェースを実現し、直感的でわかりやすい・使いやすいサイトを作
人の脳は、できるだけシンプルで簡単に認識できる情報体系を好むため、好き嫌いに関係なく無意識に「目立つもの」を優先的に認識する性質がある。だから、似たような形態の羅列やパターン化された情報の中で、色やカ
複数の情報を順に覚えていく際、内容ではなく順番によって覚えやすさに違いが生じやすいという現象で、中間に覚える情報は忘れやすいのではなく、記憶に残りにくい傾向が強い。初めの方に提示される情報は、長期記憶
脳に保持されている顕在記憶やエピソード記憶を、適切なタイミングで思い出す(情報を取り出す)際に、保持されている情報を直接思い出すことを「再生記憶」、提示された情報をきっかけに思い出すことを「再認記憶」
記憶は、役割や機能の違いにより、視覚・聴覚などの五感から受けとる感覚記憶、情報を保管するだけでなく分析・処理する短期記憶、記憶と忘却の反復を経て数十年の単位で貯蔵される長期記憶と、3つの段階で構成され