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客観的に観て危険な状態や事実に対して、
自分だけは大丈夫だと思い込む。
自身に迫った予期しないできごとや変化に対して、ある程度の限界までは、「日常的な範囲内」「ありえない」など脳が自動的に処理してしまう先入観や偏見によって起こる。
都合の悪い情報は無視したり、過小評価したりするため、緊急時や危険が迫っている状態にあることが感じにくい認知特性。
正常性バイアスは、あらゆる人が持っている思考の偏りから来る現象で、個人だけでなく集団グループなど人数が多いほど発生しやすいことが知られており、「正常化の偏見」とも呼ばれる。
ちなみに、予期しない出来事や変化・新しい事象に対して、毎回神経質になっていると精神的に疲弊するため、そうしたストレスから自身を守る防御作用として、不安や心配を減らす役割の機能だが、結果として、生命の危険にさらされる状況を招きかねず、逃げ遅れの原因となる。
具体例
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日本人は良くも悪くも自然災害に慣れており、「まだ大丈夫」「今回も大したことない」と思い込んでしまう。
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企業のセキュリティなどのリスクに対して我が社は大丈夫と過信してしまう。
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知名度のある企業のサイトや商品では、規約や説明文を読まずに購入やサービスを利用する
提唱者・発祥エピソード
正常性バイアスは、心理学用語ではなく、米国の社会学者B・F・マクラッキー氏が、災害時の人々の行動傾向に関する説明に用いたことが始まり。
社会心理学や災害心理学だけでなく、医療用語としても使われている。
表現可能なデザインパーツ
参考文献・参考サイト
感覚記憶とは?意味や種類、短期記憶・長期記憶との関係について具体例とともに解説
Psycho Psycho
https://psycho-psycho.com/sensory-memory/
記憶の多重貯蔵モデル
UX TIMES
https://uxdaystokyo.com/articles/glossary/modelofmemory/
長期記憶・短期記憶のメカニズムを知り、効果的に学習する方法とは?
KATSUIKU ACADEMY
https://www.katsuiku-academy.org/media/memory/
【記憶】三つの記憶貯蔵庫・感覚貯蔵庫・短期記憶・長期貯蔵庫(長期記憶)
心理学の教科書・基礎からの心理学
https://psychology-effect.com/記憶/三つの記憶貯蔵庫/
【記憶の二重貯蔵モデルとは】系列位置曲線などからわかりやすく解説
リベラルアーツガイド
https://liberal-arts-guide.com/dual-storage-model/
認知と記憶のメカニズムを解説!ユーザーを理解するための認知心理学の基礎
SEVEN DEX POST
https://sevendex.com/post/5619/