記事目次
知識となる観念・概念や言葉の意味、
実際に起きた事実などの記憶
自分には直接的には関係なく感情が伴わない観念・概念・意味などの「知識」や事実などで、意識的に思い出すことができて、言葉で説明可能な長期間保持可能な記憶を言う。
エピソード記憶に分類される記憶は、「●●を知っている(knowledge)」という風に表すことが可能な特性を持つ。
意味記憶同士は、概念的な意味や関係性などで連結したネットワークとして扱われ、テーマや特徴などで想起したり連想する時に、さまざまなレベルで関係する。
概念を「ノード」といい、概念間の関係は「リンク」と呼ばれ、階層構造の「意味ネットワーク」として示される。
ちなみに、意味記憶の能力が高い人は、一般的に「記憶力」が優れているといわれる人になる。
表現可能なデザインパーツ
具体例
- プロ野球阪神タイガースが18年ぶりにセ・リーグ優勝。ファン約5300人が道頓堀川にダイブしたらしい。
- ライオンはネコ科の動物で、主にアフリカに生息し、インドのライオンは絶滅が危惧されている。
- WEBサイトを閲覧する際は、ハンバーガーメニューというヨコ三本線のアイコンをタップすると、メニューが選べる。
提唱者・発祥エピソード
1966年に心理学者のマックス・キリアン氏は、事実や事象の一般的知識や言葉の意味を意味記憶として提唱した。その後1969年意味記憶の構造は、マックス・キリアン氏とコリンズ氏によって「意味ネットワーク」という形でモデル化された。
参考文献・参考サイト
Mayonez
UX TIMES
意味記憶とは?エピソード記憶との違いやその特徴について解説
unprinted
https://www.unprinted.design/articles/semantic-memory/
エピソード記憶と意味記憶の違い・具体例…効率的な暗記に役立つ方法も
All About 健康・医療
https://allabout.co.jp/gm/gc/493724/
【意味記憶とは】意味・例・心理学的な実験からわかりやすく解説
リベラルアーツガイド
https://liberal-arts-guide.com/semantic-memory/