記事目次
技能やノウハウなどの動作を
「体が覚える」記憶。
技能・ノウハウや一連の動作などの手続的動作は、何度もくり返すことで、いわゆる「体が覚える」と言われる記憶。
習得した動作は、意識しなくても自動的に再現されるため、記憶した内容を言語で表現することは難しい長期間保持可能な記憶を言う。
勉強する際に、対象の情報をただ見るだけではなかなか覚えられないが、書いたり声に出して読んだり、何度も動作を繰り返して覚えた記憶は定着しやすい。
ちなみに、手続き記憶は、意味記憶やエピソード記憶が記憶することばやイメージを司る「海馬」という場所で記憶するのではなく、大脳基底核や小脳を利用して、筋肉の動かし方やバランスの調整を記憶するため、記憶障害などで記憶を消失することはない。
表現可能なデザインパーツ
具体例
- ピアノや書道など手先を使いこなす技術や、サッカーやテニスなどの猛練習を重ねて身に付けたテクニック
- 好きな曲を何度もくり返し歌って覚えると、歌詞を思い出せなくても、出だしさえ出れば最後まで歌いきれる
- わかりにくいインタフェースのサイトでも、何度も使っているうちに、自然と無意識に行きたいページのボタンをクリックしている
提唱者・発祥エピソード
不明
参考文献・参考サイト
自転車の乗り方を忘れないのはなぜ?
REP inc.
https://monowasure.eisai.jp/mechanism/04.html
手続き記憶
UX TIMES
https://uxdaystokyo.com/articles/glossary/proceduralmemory/
長期記憶(意味記憶、エピソード記憶、手続き記憶、プライミング)
Hatena Blog
https://shoyo3.hatenablog.com/entry/2019/02/27/203000
手続き記憶とは……自転車の乗り方や楽器の演奏法を忘れないワケ
https://allabout.co.jp/gm/gc/496418/
https://allabout.co.jp/gm/gc/496418/
脳科学辞典