認知科学で考える「バナー/おすすめパネル」のデザイン表現

情報デザイン表現ミニスクール

今回は、トップページやメニューページ、またはランディングページなどに配置しているバナーやおすすめ情報パネルなどで、クリック率が上がらずコンバージョンに繋がりにくい現象について、ユーザーに行動を起こさせるきっかけ作りについて、認知科学で考えてみたいと思います。

クリックしたくなる
バナー/おすすめパネルのBeforeとAfter

メディアからの誘導バナーであったり、特定の情報へのバナー告知やキービジュアルエリアなどから最新情報や注目情報に誘導するおすすめ情報パネルなど、ユーザーの興味を喚起して、「能動的な行動を起こさせる」コンバージョンの目的を担うケースは多い。
そこで、こうしたアイテムでは、必須情報を盛り込むだけでなく「限られたチャンスを失いたくない」という感情的に背中を押すことが大切。

締切期限や対象者限定などの設定による行動喚起!

他の人とは違う「特別感」を醸成するアテンションや、このチャンスを逃すと損をした気分にさせるアテンションなどを添えて、直感的に視覚へ訴えるデザイン処理を加えることで、ユーザーが目の前の欲求をガマンできずにコンバージョンに繋がりやすくなる。

バナー/おすすめパネルを能動的にする認知心理

バナーやおすすめパネルをデザインしていく上で、二つの認知心理効果の働きを意識することで、リンク先へのコンバージョンを向上できる。


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香西 睦

論理的で客観的なデザイン理論と、ユーザーの視点に立った情報デザインは、Webサイトの課題を見極め、わかりやすいインタフェースを実現!

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香西 睦

「だから、そのデザインはダメなんだ。(エムディエヌコーポレーション刊) 」の著者。 論理的で客観的なデザイン理論とユーザー視点の構造設計・情報デザインを用いて、Webサイトの課題を見極め、Webサイトの性能をアップさせる利用者の目線に立ったわかりやすいインタフェースの設計で多くの企業様のお手伝いをしてきました!

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