美的ユーザビリティ効果
実際に使いやすいかどうかにかかわらず、審美的にデザインされたものは、そうでないものより非常に好ましい「使いやすい」という印象を持つため、些細な問題が起きても看過されやすい。脳は簡単なものを好むため「わ
UIデザインをもっと使いやすく、分かりやすくするUIデザイン講座をご紹介。初心者にもやさしい認知心理学(認知科学)やユーザー視点に立ったさまざまなノウハウを情報デザインストラテジストの香西睦がていねいに解説します。
UIデザインをもっと使いやすく、分かりやすくするUIデザイン講座をご紹介。
実際に使いやすいかどうかにかかわらず、審美的にデザインされたものは、そうでないものより非常に好ましい「使いやすい」という印象を持つため、些細な問題が起きても看過されやすい。脳は簡単なものを好むため「わ
自分の意見や判断は多数派で正しく、周りの人も同じような考え方や意見を持っており、誰もが同じような判断を下すものと錯覚してしまう現象。自分の考え方は少数意見ではなく、多数派だと思い込むことは、安心感を感
訴求する題材は本質的にはまったく同じでありながら、表現の仕方や捉え方次第で、人に与える印象や評価が大きく変わってしまうという認知バイアスの一種。好印象を与えるポジティブな言い回しによる表現もあれば、相
自身に迫った予期しないできごとや変化に対して、ある程度の限界までは、「日常的な範囲内」「ありえない」など脳が自動的に処理してしまう先入観や偏見によって起こる。都合の悪い情報は無視したり、過小評価したり
人は、目標に近づくプロセスが目に見えることで、モチベーションは高まっていく。真っ新な初期状態から始めるよりも、僅かでも進んでいる状態から始める方が、目標を達成したくなるモチベーションが高まると共に、無
科学的根拠を示す研究結果や、具体的な事例を交えて、心理学の視点から解説された、交渉相手を心理的に変化させて交渉を有利にする説得術を示す6項目。交渉する側からすると、人間心理を巧みに利用して相手から好感
人が快適にインタラクティブな操作をするために、ボタンへの移動距離は短く、ボタンサイズは大きいほど操作にかかる時間は短くなる現象を、定量的に示した法則。ポイントの初速が早いほど操作に時間を要し、移動方向
人は提示される選択肢の数や複雑さに応じて、意思決定に要する時間が長くなる現象を、定量的に示した法則。また、選ぶ行為は、人にとって精神的なプレッシャーを感じるハードルの高い行為であるため、選択肢が多くな
利用者の満足度と製品・サービスの提供品質の関係性をモデル化した理論。有って当たり前な当たり前品質、充実するほど満足度が高まる一元的品質、存在によって高い満足が得られる魅力的品質、利用者にとって意味がな
事前に使い方を説明しなくても、デザイン的な性能として形や表現方法などの特徴から、「モノや機能がどのように扱われるべきか」という知覚から得られた「手がかり」を、直感的でわかりやすく表現されたシグナルとな