認知科学で考える「リスト(箇条書き)表示」のデザイン表現

テキスト表現ミニスクール

今回は、特長や機能を知りたいユーザーに対して、どんな製品やサービスなのかを端的にイメージできて、印象に残りやすい特長一覧や機能一覧などのデザイン表現について、認知科学で考えてみたいと思います。

リストを魅力的に改善するBeforeとAfter

情報を発信する側の感覚だけで、おすすめ順や機能順で並べてしまうと、ユーザーにとって「どんなメリットがあるのか」その機能の全体像を把握しにくいために、結果として印象に残らないという、リスト表示の見せ方自体に問題がある。

全体印象に影響する要素から配置する!

リスト表示する場合、そもそもリストの中間にある情報は記憶されにくいため印象が薄くなる。一方で、冒頭に配置された情報は記憶に残りやすいため、特長・機能全体をイメージできるコンセプトとして印象を左右するため、ユーザーが興味を持ちやすい情報を先頭部に集約することで、ユーザーからの印象が好意的にコントロールできる。

リスト表示を効果的にする認知心理

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香西 睦

論理的で客観的なデザイン理論と、ユーザーの視点に立った情報デザインは、Webサイトの課題を見極め、わかりやすいインタフェースを実現!

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香西 睦

「だから、そのデザインはダメなんだ。(エムディエヌコーポレーション刊) 」の著者。 論理的で客観的なデザイン理論とユーザー視点の構造設計・情報デザインを用いて、Webサイトの課題を見極め、Webサイトの性能をアップさせる利用者の目線に立ったわかりやすいインタフェースの設計で多くの企業様のお手伝いをしてきました!

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