初頭効果(プライマシー効果)
ものごとや人に対して最初に示された情報が、印象として記憶に残りやすく長期記憶にも引き継がれやすい、社会心理学における心理効果。「リハーサル」と呼ばれる何度も繰り返し頭に思い浮かべる活動は、最初の方で得
UIデザインをランクアップ!ナビゲーション表現に活かせる認知心理用語
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ものごとや人に対して最初に示された情報が、印象として記憶に残りやすく長期記憶にも引き継がれやすい、社会心理学における心理効果。「リハーサル」と呼ばれる何度も繰り返し頭に思い浮かべる活動は、最初の方で得
人は目標を達成し完了した事柄よりも、目標を達成できず、途中で中断してしまった事柄の方をよく覚えており、「続きを早く再開したい」とか「最後まで終わらせたい」など、続きが気になってしまう現象。しかし、自分
注目や関心を集めたい時には、鋭角や角張った印象の表現を採用することで、脳の中の「扁桃体」が活性化するため、より強く意識するようになる。一方で、丸みを帯びた印象の表現は、「扁桃体」は活性化しないので、潜
文字情報が示す意味と、示されている位置が一致している時に比べて、左の位置に「右」と書かれたような、瞬時に読み取った「文字情報」と「位置情報」の間に矛盾が生じてしまう場合に、反応が遅くなる現象。本来無関
「色から読み取れる情報」と、文字や記号などの「意味から読み取れる情報」は、それぞれ問題なく反射的に意味を理解できる。しかし、『青で書かれた「赤」という文字の色名(あお)を答える』ような同時に干渉し合う
事前に使い方を説明しなくても、デザイン的な性能として形や表現方法などの特徴から、「モノや機能がどのように扱われるべきか」という知覚から得られた「手がかり」を、直感的でわかりやすく表現されたシグナルとな
人をはじめとするあらゆる動物が視覚などの五感から得られた、環境やモノの材質・状態など、さまざまな関係情報から「対象との関係性がどのような状態にあるか」という客観的な事実に基づく意味や価値。基本的にすべ
それまで知らなかった言葉やモノゴトにふれ、新しい知識として認知したことで、無意識のうちにその情報と一致することを探してしまう現象。たまたま、意識していなかっただけという情報が、印象的なできごとや知識と
複数の情報を順に覚えていく際、内容ではなく順番によって覚えやすさに違いが生じやすいという現象で、中間に覚える情報は忘れやすいのではなく、記憶に残りにくい傾向が強い。初めの方に提示される情報は、長期記憶
脳に保持されている顕在記憶やエピソード記憶を、適切なタイミングで思い出す(情報を取り出す)際に、保持されている情報を直接思い出すことを「再生記憶」、提示された情報をきっかけに思い出すことを「再認記憶」
ランダムで一貫性のない情報や、単なる数字の羅列など、意味を持たない情報に対する人の記憶力は著しく低下する。人が効率良く、短い時間で同時に情報を記憶するためには「意味を持った」情報として処理することが重
感覚記憶から受けとった音声化できる情報は「音韻ループ」に、ビジュアルイメージは「視空間スケッチパッド」に一時的に保持し、長期記憶から「エピソードバッファ」に読み出された過去の経験や知識を「中央実行系」
数字や単語を記憶する場合、一般的な人の短期記憶(ワーキングメモリ)が保持できる15秒から30秒の間に、正しく覚えられる情報の量(チャンク)は7±2という法則。チャンクとは、ひとつの意味や認識のかたまり
記憶は、役割や機能の違いにより、視覚・聴覚などの五感から受けとる感覚記憶、情報を保管するだけでなく分析・処理する短期記憶、記憶と忘却の反復を経て数十年の単位で貯蔵される長期記憶と、3つの段階で構成され