記事目次
新しい知識を認知したことで、
無意識のうちにその情報を探してしまう現象。
それまで知らなかった言葉やモノゴトにふれ、新しい知識として認知したことで、無意識のうちにその情報と一致することを探してしまう現象。
ふだん意識していなかった身の回りに有った情報が、急に身の回りに増えたように感じるのは、印象的なできごとや知識に対して「選択的注意」が働くことにより、たまたま増えたような錯覚に陥るため。
ちなみに、人は、日常的に毎日あふれる情報と接触している。だから、視覚や聴覚などの五感から得られる情報の中から、自分の正当性を裏付ける情報や自分の考え方に一致する情報を無意識のうちに取捨選択している。

表現可能なデザインパーツ
具体例
- 初めて聴いた情報がその後、頻繁に周りで見聞きするようになる
- 最近知ったお店(チェーン店)が、住んでる街でやたら見かける
- 新しい情報を調べていて、ふだん見ている情報サイトに、すでに掲載されていることを知る
提唱者・発祥エピソード
1994年に「セントポール・パイオニア・プレス」という新聞に読者投稿された「ドイツ赤軍のバーダー・マインホフ(テロリストグループ)」を話題にした頻度錯誤の体験談を見た他の読者から、同じ様な体験の投稿が多数寄せられたことから、この現象の代名詞として広く知られることとなった。
参考文献・参考サイト
ビジネスの施策や会話使える「バーダー・マインホフ現象」を解説!
STASEON
https://staseon.com/library/article_459/
バーダー・マインホフ現象
UX TIMES
https://uxdaystokyo.com/articles/glossary/baader-meinhof-phenomenon/
【心理学】バーダー・マインホフ現象とは
ゆとり世代のサラリーBLOG
https://tabidan.com/miscellaneous-notes/bader-mainhof-phenomenon/
一度知ると、その後やたらそれを見たり聞いたりする気がするのは偶然?
ニコニコニュース
奇妙な認知効果「バーダー・マインホフ現象」
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6749258